ピンハネ

不動産取引には物件価格の授受の他にも色々なお支払いが発生します。
例えば住宅ローン手数料、登記費用、火災保険、オプション工事代金、引越費用、仲介手数料等です。これらの取引をほとんどの方が人生最大の1回きりの不動産購入において熟知されておられるお客様は関係者でもない限り極めて稀です。
それを良い事に看板では「 お客様ファースト 」と謳って置きながらそれぞれにマージンを上乗せして、
登記費用等は司法書士と協力してお客様にご提示する見積書に予めマージンを含ませて残金決済後に受け取るような中間搾取が横行しています。火災保険や引越代金にも斡旋された会社を利用するとマージンが発生しています。驚く事に、銀行の事務手数料とは別に本来支払う必要の無い項目を作り名目を変えて「 ローンの代行手数料 」をせしめる業者も存在します。これらは、たかだか各数万円程度の中間搾取です。 不動産のお取引は大抵がハッピーで、これからの人生を再出発される門出の儀式の筈のお客様から高っい仲介手数料を戴くほかに表では笑顔で笑いながら裏では舌を出しているような寄生虫行為に甚だ違和感、嫌悪感を抱かざるを得ません。

仲介人は仲介業が仕事なのですからプライドを持って仲介料のみ有難く頂戴し、お客様の利益を最優先に追求すべきだと考えるのです。